鳥取の大自然を堪能しました
「一回は砂丘を見てみたいよね」ということで、鳥取の東部方面に観光に行ってきました。初めての山陰地方だったのでかなりワクワクしたし、期待以上だったので大満足でした!
せっかくなのでブログに残していく所存。
良いところがメインの感想だけど、実際に行ってみて苦労したところや、気をつけた方がいいところも備忘録的に少し残して置こうと思います。
鳥取旅行の教訓(注意点)
るるぶのガイドブックを読んだつもりだったけど、実際に行ってみて大変だった点。
- 電車・バスの本数がかなり少ない&時間がかかるので、気軽に見て回ろうと思ったら車が必須
運転免許ある人はレンタカー借りて回ったほうが吉。
バスを使うなら事前に細かく決めていくのは必須!時刻表、滞在時間、所要時間はしっかり確認しておくべし。
- 遅延しがち?なスーパーはくと
自分は行きも帰りも問題なく使えたのですが、帰り際、倉吉方面のスーパーはくとが60分遅延を起こしててビビった…。遅延履歴みたら丁度自分が使った日・時間には遅延がなくて助かった。思わずなにかに感謝した。
ギリギリ行程組んでると痛い目を見そうなので、旅行はゆったりバッファを持っていこうー。
(ガイドブックにもバスのことは書いてあったんだけど、ナメてました…タクシー使えばいいやと思ったら結構高くついてしまって、いい勉強になりました)
今回観光したエリアは鳥取東部
白兎神社だけ離れてたけど、浦富・岩美・鳥取砂丘のあたりを観光していました。どこも自然が多くて綺麗な場所で良かった!
大自然の美しさを堪能したいなら鳥取砂丘・浦富海岸は特に良しじゃないかなぁ。
自分は浦富海岸は「島めぐり遊覧船」のみだったけど、カヤックで海の綺麗さを間近で見るのもアリだったかも。
鳥取駅
東京駅から新幹線・特急で姫路から乗り継いでだいたい4,5時間くらい。
駅の改札がタッチ式じゃなくて駅員さんが切る式だったのにちょっとびっくりした。のんびりしてる。
中にお土産屋さんやセブン、駅ナカのカフェもあって利便性あり。
バスの時刻表をしらべる機械とかもあって便利そうだったけど、今回はあんまり使わなかったなぁ。
すなば珈琲は鳥取駅前にある喫茶店さん。朝通りかかったら、すでに並んでいる人が多くてびっくりした。
ランチのメニューのボリュームと、値段の安さにびっくりした…。同じ量を都内で食べたら1,200円くらい取られそうだったけど600円程度だった気がする。すごい。
フルーツもりもりのパンケーキが1,000円くらいだった。
もうお腹いっぱいだったので食べなかったけど、お腹が空いてたら食べてたなー…。残念!
席数は少なめっぽいけど回転率低そうなので、入っても座れないこと多そうでした。
(自分が珈琲を頂いてたとき、何グループか来たけど全員は入れなかった)
岩美・岩井温泉エリア
岩井温泉
まずはお宿へ!
山陰最古の温泉があるという岩井温泉へ行きました。
鳥取駅から岩井温泉まで直接タクシーしたのですが、意外とかかった…。
30分くらい?で6,000円程度。思ってたより距離があったんですなー。
Googleマップで調べてみたら21kmほど。
昼頃に行ったんですが、あんまり人の気配がなくてシーンとしてました。
バス亭でバスを待っていたおばあちゃんくらいかな…。
1時間に1,2本しかない…!
しかも土日に行ったので、●のマークがついている時間は休止してる。観光用ではなくて地元の方用の移動手段なんだなぁと感じたのでした。
ここから浦富海岸で島めぐり遊覧船に乗ろうとしてたのですが、このまま行くとチェックイン時間までに戻ってこれない可能性が高くなってしまい…。
遊覧船の時間にも間に合うか怪しいところ!遊覧船だって1時間に1本程度、所要時間40分程度。
いろいろあって岩美駅で降りました。岩井温泉から岩美駅前まで210円。
浦富海岸口と浦富海岸のバス停があったんですが、地図でみると「海水浴場」のほうに近いみたい。
遊覧船のりばの位置とはまた違うので、岩美で降りたのは結果的に正解でした。
岩美駅前 岩美観光協会
岩美駅前の観光協会の方にお世話になって、「浦富海岸 遊覧船」に乗るための方法をいろいろ聞いてみたところ、「レンタサイクル」をおすすめされたので使ってみることに。
岩美駅前から遊覧船までのルートもそんなに難しくなかったし、むしろちょっといい運動になったので良かった!
車も少なめで走りやすく、借りた自転車は電動タイプだったので楽ちん。
電動自転車に初めて乗ったけど、漕ぎ出しの時に力を込めるとスーッと走れるのってめちゃくちゃ楽だなー
レンタサイクルは代金+保険料で一時的に500円かかる。戻った時に500円帰ってくる仕組み。いいヤツだと700円+一時金で、そこそこのやつだと500円+一時金(雑)
岩美はアニメ「Free!」の参考ロケ地なので、観光協会内もすごいプッシュしてた。グッズも売ってたし、良い感じ!
しかしあのエリアに聖地巡礼ってかなり大変なのでは…?
観光協会でお相手してださったお二方がすごく親切でありがたかった…。
丁寧にルートを教えてくれたので、なんとか観光協会に迷子の電話をかけずに済みました。ありがとうお姉さんたち…。おかげで無事浦富海岸の遊覧船に乗れました。
このあたりで「バス・電車だけに頼ると行程が怪しくなる」と思い始める。
浦富海岸(遊覧船)
菜種五島とか、千貫松島とか、観音浦とか、遊覧船で巡っていく感じ。
海がとにかく綺麗!崖のでき方も神秘的で、長い年月をかけて出来た自然美が素晴らしかった…。
上の写真の白い部分は、根城にしている鳥のフンなんですって。
すごい。
今の時期はちょうど風も良い感じに冷たくて良かった。
もう少し冬になると寒くてそれどころじゃないかも?でも冬バージョンも見てみたいなぁ。
自然の年月でこうなるらしい。すごいなぁ。水で削れていったりするのかな。
遊覧船ルートの折り返し地点あたり。(確か)
ぽつーんと浮かんでるのが変な感じ。いいね!
浦富海岸限定のらっきょう
お土産として鳥取に多くあるのが「らっきょう」なんですが、浦富海岸には特殊な味付けのらっきょうがありました。
ローズマリーとゆず味は覚えている!
あと2つ、他のにはない味付けがあった。このあと鳥取砂丘にも観光にいったけども、確かにローズマリー・ゆず味のらっきょうは無かった。(自分が見た範囲で)
らっきょう好きはぜひぜひ。
岩井屋さんで一泊 山陰最古の温泉
写真はちょっと気が引けるので載せない方向で…。
温泉は男湯・女湯・貸し切りの3つがあり、貸し切りは特に申し出なく使えました。入ってる人がいなければ使っていい感じみたい。すごい!
温泉は、貸し切り以外の場所に「立って入る温泉」があるようです。(男湯・女湯の交換で両方入れなかったので、多分ということで)
胸のあたりまでの深さになっているんですが、これが意外と楽しい。あとラク。
立って入るお風呂って初めてかも。座るとのんびりできるんですが、立ってるとなんとなく動きたくなる…お風呂に入るときは静かに。
ご飯のボリュームが特に多く、さらに美味しかったなー
鳥取和牛やお刺身も…。鳥取って肉も魚も美味しいんだなぁ。うらやましい!
お宿の方も丁寧で親切にしてくださって嬉しかった!お世話になりました。
いいお宿でした。また行きたいなー 今度は真冬で、雪見しながら珈琲飲みたい。
次の日の朝、白兎神社へ
岩井温泉から8時台のバスがないのが厳しい!土日だからっていうのもあるんですが。平日なら問題なし…かなぁ?もはやバスではなく車で行くことにした。
鳥取駅から白兎神社へ15分ほど。
海岸沿いの国道9号を行くルートで、日本海が雄大だー!車の量がちょっと多い気がする。観光地だもんね。
白兎神社は駐車場がそれなりにあるんですが、人が来るのも多いので埋まりやすいなぁという印象。ただ白兎神社の滞在時間は短め(30分程度)なので、ちょっと待ってれば駐車自体はできる。白兎神社小さい。
あちらこちらに兎の像があり、どれも可愛かった!
白兎神社には過去にブラタモリが来てたようで、水が増えもしない減りもしない池の特集?をしてたようです。見たけど普通の池だった。不思議!
神社は縁結び系の恋愛の聖地でした。
お目当てはうさぎの形をしていた容れ物のおみくじ!
「白うさぎみくじ」だね。かわいい…。結構しっかりした陶器で出来ていて、内部におみくじが入っている仕組み。一個300円を納める。
旅行のメイン・鳥取砂丘へ
白兎神社から鳥取砂丘まで20分程度だったかな?
砂丘は鳥取の一大観光地(だと思う)ので、道路に砂丘に行く用のレーンや案内があったり割と親切でした。砂丘パワー。
有料駐車場は500円。このお金は砂丘の保全に使われるとのこと。結構な広さがあったので、変に無料駐車場狙うより有料駐車場にしたほうが駐車待ちが少なくてラクかもですね。
実際に砂丘に入ってみると、イラストで見るより断然広かった!
砂で足を取られやすいので結構疲れるし、あんまり遠くまでは行けないんじゃないかな。
行くなら今の時期の靴はスニーカーorクロックス・サンダルとかのほうが良いと思います。個人的なおすすめはクロックスもどき。(ドンキで売ってるやつ)
夏は砂が暑そうだからまたちょっと変わるかも。
あと、靴を履き替えて入れておく用の袋も忘れずに。
砂自体はかなり小粒でサラッサラなので、オアシスで水遊びなどをしなければ水洗いする必要もないかなと。
足元を気にしなくて済むほうが砂丘を満喫出来るのでおすすめ。
自分は青いラインのルートで歩きました。
入り口の階段から右に向かって進み、馬の背あたりを通ってオアシス付近を眺めてからリフトあたりでゴール。それでも砂丘の半分以下の広さしか歩いてないんですわ…広すぎる!
地図のラインでいうA1とかH5とかとてもじゃないけどそこまで行けない!かなり大変です。るるぶに載ってるルート、火山灰露出地とか行くようになってるけどそこまで行くのきっとめちゃくちゃ疲れるなぁ。
砂丘の雄大な風景が美しい
日本海と接している砂丘の端っこってどうなってるんだろうと思ったんですが、かなり切り立った砂の崖と砂浜という形でした。納得。
海側の砂丘の角度がキツイので、一回降りると登ってくるのが大変そうでした。高低差の少ないところを狙って、ぐるっと回ってくるしかない…みたいな感じ。
実際、砂浜側から登ろうとしてた人が苦戦してるのを見た。結局登れたのかな?
砂丘の上から日本海を見ると、海を触りたくなるけどさ!
砂が深い。ちょっと温かかったんだけど、これ夏だとあつすぎるのでは?
砂と山と海と島!こんな景色は初めて。不思議な感じ。
オアシス付近は草がたくさん生えていて、バッタらしき虫も多くてビビった。
砂丘上からオアシスに降りようとすると(写真じゃわかりにくいけど)かなりの急勾配なので降りるのが怖い!多分下から登るのも難しい。
右の方の黒いつぶつぶが、馬の背に集まる観光客!
風景すごく良くて人が多かったなー写真を取るならもうちょっと向かって左のほうが人が少なくて良かった。
自分は黒いつぶつぶのあたりから左に沿って降りて回って来た。疲れたー!当たり前だけど登る時が一番疲れる。
ラクダ体験は楽しい!
ラクダ体験は砂丘のほうでやってるのがちょっと紛らわしい。
車で砂丘に来る道中、右手に「らくだや」の看板があるけどもここは写真の受け取り所なので注意。実際はリフト付近のところで申し込み・体験できました。
結構並んでたけど、回転率がいいのでそこまで待ちません。
そんなに長くは乗れないけど、横揺れが激しくてむしろ短い時間でありがたかったかも。貴重な経験できるよ!
ラクダと写真だけ撮りたいというのも可能でした。そっちの料金は安め。
砂の美術館で砂像の芸術を楽しみたい!
砂丘から歩いて6分程度のところにある「砂の美術館」。
今回は「北欧」がテーマだったのですが、とにかくすごいクオリティ…。ほんとに砂なのか?ってくらい質感や立体感がすごい。
北欧神話や北欧ゆかりの作家、人物、生活などが砂像で表現されてました。美しすぎる!
人魚姫の砂像の美しさよ…。でもどっちかっていうと魔女のほうが好み。イソギンチャクの髪型とかかっこよすぎる。
3階では砂像のワークショップ(体験)があり、時間があったらやりたかったなぁ。子供も大人もやってて楽しそうでした!
ショップではムーミンのほか、キュッパというキャラクターの絵本やグッズもありました。キュッパかわいい。素朴な感じがいいよね。
砂の美術館自体そんなに広くなかった?ので、砂丘とセットで楽しむにはちょうど良かったです!何より砂像がすごい。正直ずっと眺めてたくなるレベル。
観光客も多いので、じっくり見てられるかといわれるとちょっとなーというところですが、あんまり気にせず入れるのも良い感じ。入館料も良心的でした。一般大人600円!
美術館屋外の丘の上に「幸せの鐘」があり、常に誰か鳴らしてたな…。観光地あるあるな「鐘」。でも鳴らしたくなるのはなぜなのか。
楽しかった鳥取観光。東部の自然パワーすごい
短い鳥取観光だったけど、存分に楽しみました!
県内の移動手段がもう少し多ければなぁと思うところもあるけれど、無事完了できてよかったです!
ご飯も美味しいし自然も多いし、見どころたっぷりでした。中部・西部だとまた内容が変わってくるだろうし、行ってみたい!倉吉のあたりと米子のあたりじゃまた全然違うもんな。三朝温泉行ってみたい。
また行きたいなー。
鳥取旅行のポイント
- 移動時間のバッファは多めに取る
- 公共の移動手段(バス・電車)をメインにするなら時刻表をしっかり確認し、シミュレーションする。
- おすすめは車移動。るるぶにもそう書いてあったけどマジで車おすすめ
- 砂丘はサンダル・クロックス系だと楽ちん
- 鳥取砂丘はお土産屋さん多い
- 浦富海岸限定のらっきょうオススメ
以上!
お疲れ様でした。